
Strawberry
苺をたくさんいただいたので、ジャムにしました。
毎年作っていますが、いちごによって水分量や甘さがかわるので毎年同じ味というわけではありません。
昨年は金柑のピールを作っていたので、それを合わせてジャムにしました。柑橘系の爽やかな味がいいアクセントになって美味しかったのですが、今年は金柑のピールを作らなかったので定番苺ジャムです。
小粒の苺でしたので、へたを取り洗ってから大鍋に入れ、苺の重量の30%ほどの砂糖を投入。一時間ほどそのまま放置し、最初は弱火、水分が目に見えて出てきたら強火で一気に煮ます。
弱火のままで時間をかけて煮詰める、という方もいますが、量が量なので(今回は2.4kgでした)私はいつも強火です。付きっきりで時折木べらで混ぜながら泡が吹きこぼれないように調節します。そうしているうちに苺の色素が抜け白っぽくなっていき、そしてまた苺に色が戻っていきます。
出来上がりを判断するのは泡の艶です。私の場合。水っぽい感じから少し艶を増し飴を思わせる艶になればOK。この辺りは感覚なので、慣れないうちは冷水に少し落としてテストすると良いと思います。あまり煮詰めると冷めた時に粘くなりすぎるので緩いくらいで仕上げるとちょうど良いと思いますが、これもお好みで。
私は毎朝ヨーグルトに一匙ジャムを落として食べるので、少し緩めの方が好きです。今回作ったものは甘さも控えめで苺の粒の形が残っているけど口に入れるとすぐにほどけていく感じに仕上がりました。
出来上がったジャムは本来殺菌消毒した瓶に保存しますが、私はジップロックに小分けして当座使う分は冷蔵庫に、あとは冷凍庫に入れて保存しています。傷む心配もしなくていいし楽なのでおすすめです。